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でんきみちブロgu。(あ行。)

大変古い古すぎるレビューの置場。お絵かき掲示板消失により3年ぶりに雑記に転用(2017年)。現在はノベルゲーム制作とライブ2Dがマイブーム。

ティラノスクリプト_コンフィグでSE音量とボイス音量を分ける方法

デフォルトではボイスはSE扱いで、
コンフィグにはBGM音量とSE音量の調節ボタンしか
ついていません。
しかし、SEのバッファチャンネルを複数に分けてその一つをボイスに当て、
バッファチャンネルごとの音量調節を追加することができます。


ティラノ開発者のシケモクMK様が
こちらで手順を公開して下さっています。

https://tyrano.fanbox.cc/posts/914163

しかし、この方法は、ティラノスクリプトV460のバージョンになります。

(テキストファイルで編集すればティラノビルダーでも導入可能です
 ※ティラノビルダーでconfig.ksファイルを開いて保存するとファイルが壊れて
 動かなくなるので必ず、テキストファイルで開いて編集する必要があります。
 ビルダーではいじらない。もし、いじってしまって動かなくなったら、
 新しいゲームプロジェクトのデフォルトファイルで上書きしちゃいましょう。
 原因わからんし……)


現在最新のティラノスクリプトはV505になっています。
V4とV5ではいろいろなところが違うようです。

ティラノスタジオで制作中の

V5をゲームエンジンにしたゲームプロジェクトで

このボイス音量調整を導入する方法を

ためして、いろいろいじったので忘備録に記録しておきます。
まず上記の、シケモクMK様の記事からサンプルファイルをDLします。

記事の通り、config.ks、make.ksに記述を追加していきます。

ここで問題になるのが、
画面サイズconfig.ksの記述が違っている部分です。

サンプルファイルが980×640の画面でできていて、
v5で現在作っているゲームの画面は1280×780なので

そのまま入れるとこんな風にずれてしまいました
(これは少し数値をいじっているので、そのままだとSE音量のボタンの上に
重なっていました。ついでに押して、割り当てたボイス音量を操作することは可能でしたが
コンフィグを開いたときはボタンが表示されません。)




↑小さくずれた黄色いボタンがあります。これが追加したSEボタン。

これを解決するべく、config.ksの各部分をいじっていきます。

まず、シケモクMK様のサイトから(サンプルのコピー)








そして、v460のコンフィグ.ksは数値指定で座標が入っていましたが
v50Xは数値を代入して呼び出せるようになっているので、
とりあえずseの段をコピーしてvoに書き換えて追加します








次に音量調節ボタンを表示する部分、サンプルファイルからコピーしたものだと
980×640のサイズの数値指定になっているため、直します。
ここの表示位置に手打ちで数値いれるか、
x="&tf.config_x[0]" y="&tf.config_y_vo" exp="tf.current_vo_vol
を挿入して表示位置を指定します。
ここが、1280サイズににするときとてもわからんかったの;;

もしくは
ちなみに、h130の位置はBGM音量の上の段にしてあります。


表示するとこんな感じ↓


ボイス音量100%の位置↑   ボイス音量ミュートの位置↑

隙間がないのでBGMの上段にVOのボタンラインを持ってきてます。
位置がOKになれば、あとはボタンの溝画像をコンフィグの背景にたします。




続いて、コンフィグ初回起動時の画面更新、se部分をコピーしてvoに書き換えて追加










音量変更の部分を追加(サンプルファイルからコピー)
ここでbuf設定ができます。ここで指定した数値と
make.ksに入れるタグの数値を合わせましょう。










ボタン画像を更新する部分
画像、直し忘れがありますが、seをコピーしてvoに変えてください



最後にconfig.ksの末のほう
画像の読み込み(コンフィグ画面の起動時のみコール)
の部分、seをコピーして追加、voに書き換えます。




これで、config.ksの変更は終了です。

次は、make.ksに


[seopt
buf=1 volume="&sf.current_se_vol" effect=true]
[seopt buf=0 volume="&sf.current_vo_vol" effect=true]
を追加します。sf.current_vo_volのbufは
先ほどのconfig.ksに挿入したbufと
合わせます。


この辺のことはシケモクMK様の記事をよく読み込んでください。
https://tyrano.fanbox.cc/posts/914163




そして、

config.tjsファイルを確認します!

今までいじっていたconfig.ksはシナリオフォルダのやつです。
data>systemフォルダのconfig.tjs の

// ◆ サウンドで使用するスロット数をあらかじめ定義します。
;defaultSoundSlotNum = 3;

を確認します。
[playse]タグで指定できるbufの数を定義しているところだそうです。

ここを3にすると。
buf=0     buf=1   buf=2

の3つが使えるようになります。


これで、シナリオファイルで、voに指定したbufの数値で
ボイスを音声を流せば、ボイスとSEを分けてコンフィグで音量調節が
可能(なはず…!)です!!


今回config.ksファイルとにらめっこしたおかげで、
わかったことがいろいろありました。
ボタンの位置の数値指定ならレイアウト変えられそうだぞ。
(数多いからバランスよくするのすごい大変そうだけど)


有料などで、コンフィグのプラグイン配布されている方もいるので
そちらを利用するのも手ですがね!

ではではお疲れさまでした。





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