逆ネームやってみた。 漫画制作 2019年03月23日 こちらのコミティア出張編集部持ち込みレポート(2017夏)で言われた、「ファンタジーを描きたいなら 鋼の錬金術師の1話をネームで写してみて下さい」「そのあと細部までも描いて見てね」と言うやつ。やってみました。(途中まで…_(:3」∠)_① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧13ページで力尽きました。_( _´ω`)_マスだけなのは14ページ目です。1話全部写そうと思ったんだけど、間が空いちゃって(逆ネーム描いたのめっちゃまえ)いいかげん続きをやらないのでとりあえずやってみて感じたことをブログに書いときます。※構成の参考に見てみた見方です。◆A4サイズの紙を半分に使って(コミックスと同じくらいのサイズ)描いたことを 激しく後悔!!(ネームだからいいやとも思ったが…) →結構描き込みが細かい、雑誌のサイズのB4の原稿用紙に描いているから 人物も小さい。描き込もうと思っても、A5サイズだと描き込めない。 コマやカットの構図を写すことで、 原稿用紙の大きさをすごく感じました!!わたし同人誌いつも、コストダウンにA5で作ってるんだけど…商業誌はやっぱ原稿大きいね、世界観を出すためには描き込み重要ですね…。◆フキダシ・台詞を手描きで写すことで文字量のイメージが沸く →PCでよくシナリオのテキスト打ちをするんですが、そこから いざ漫画にすると、吹き出しに入る、見やすい文字の量って少な!!って なるんですよね…。 手描きでうつすと、手描きで描くのめんどくさくなる文字量はやっぱおおいし、 けっこうまめにフォントサイズも違うね…。 つかねぇ、④の7p目とかほんとA5サイズにはいる情報量じゃない、B4でかかな アカンかった…。◆鋼の錬金術師がコイツだってわかるのが11p目 もちろん、最初から鎧と少年が主役だと分かる演出なのですが名前がでるのは このときですね。 →鎧とダブル主役みたいな登場だから情報量は多めのスタートだなと 思いました。エドが俺だって名乗るまで、 背景街並み人で世界観→旅行者のエドとアルに質問で説明が少し入る →錬金術を見せる→おおーあんたが?→俺だよ(小さいのをアピール)という流れですね。で、写してないですが、1話が55pとかなり長めの1話です。(32pとかの読み切りだとまだまだ描きたいことはいらないよね…)2話に続くという終わり方ですが、1話の最後でドーンと『鋼の錬金術師(半裸のエド)』の見開きで終わります。◆1話を全体通して『鋼の錬金術師とは』についてのテーマ、エピソードだなと思いました。主人公について掘り下げていく回なんですね。(ほら、キャラクターをどんどん登場させたくなっちゃうけど 1話目でライバルキャラ出すなとか言われるやつ…)◆2話目は、1話の敵を錬金術の力を使ってドーンとやっつけて 『主人公の姿勢』◆3話目は『国家錬金術師とは何か』 国家錬金術師という職業があって住民には嫌われているというような設定が でてきますあと、この話は鋼の錬金術師全体のテーマである『等価交換』でてくる。◆4話目(1巻のラスト)では『活躍する主人公の手柄を颯爽と持っていくライバル登場』 マスタング大佐がでてきます。1話のページ数に入る設定、ストーリー構成の王道が詰まってます。(ほら、キャラクターをどんどん登場させたくなっちゃうけど 1話目でライバルキャラ出すなとか言われるやつ…)2回目…_( _´ω`)_だって描きたいんやもん…:;(∩´﹏`∩);: 漫画って描きたいシーンを描くための下積みめっちゃめっちゃ時間かかるよねぇ~(いまさらだが)でも描きたいものがあるから描くんだけどさ。**********************************唐突な余談ですが私の大好きな自主制作アニメの 『激倒!ドミトル』をおすすめておきます!!!すごい構成の王道です。こちら、「無敵動画堂さんが制作された自主制作アニメ」で次回予告だけで構成されたアニメです。次回予告!これ、ストーリーの主軸が詰まってるんですよねそして主人公・ドミトルとは→ヒロイン登場→ライバル登場→と進む物語…!1話でやれる内容がしっかり選ばれている…!ラストの激闘はエピソードまるまるアニメ化されていて感動します!!コロコロ好きにはたまらないテンションなんです…!!ストーリー作る時って…1話目の最初の4ページもめっちゃだいじなんだけど話ごとの構成もめっちゃだいじなんだな…あと大事なの…最後までつくるエネルギーとパッションね。あああネームぅ…あたまパンクする…。私は途中で断念してしまいましたが、逆ネーム、めっちゃ勉強になるーーこんどは、宇宙兄弟の1話を写して見たいなと思っています(そのうち…) PR